ル・コルビュジェ戻る2007.07.02

ル・コルビュジェ
スイスの公用語の4言語(独・仏・伊・ロマンシュ語)で併記されている

ル・コルビュジェが私たちの所に再び戻ってきた。
私がイタリアで、窓から飛ばしてしまった日以来のこと。
それは相棒ヒデが大事にしていた「スイスの10フラン札」
この10フラン札にはル・コルビュジェ(1887~1965)が描かれている。
どんな人物なのか・・・
「近代建築の父」「近代建築の5原則」「モデュロール」「住宅は住むための機械」とどれか一つ検索すると、「偉人」だということが理解できるかと。
ル・コルビュジェの作品を写真でよく見ていましたが、
あまり好きではありませんでした。
でも、建物内部を見学して驚いた。
内部空間のとてもよい「居心地」と「光」の取入れ方に。
それからちょっと好きになったかもしれません。

大阪市の設計事務所 Via BARTOLO34

サヴォア邸 サヴォア邸
サヴォア邸(1931年)フランス・パリ郊外の「ポワッシー」にある住宅。お風呂が印象的でした。天窓からの光とその横にある長イスの発想が・・。
ロンシャンの礼拝堂 ロンシャンの礼拝堂ロンシャンの礼拝堂
ロンシャンの礼拝堂(1955年)フランスのベルフォールという町からローカル線でロンシャン駅下車。そこから丘を2㎞登った所にあります。「光」を思いっきり感じさせられました。
ユニテ・ダビタシオン ユニテ・ダビタシオン ユニテ・ダビタシオン
ユニテ・ダビタシオン(1952年)フランスの「マルセイユ」にある集合住宅。住居だけではなく、商店・郵便局・幼稚園・プールなどが入っていて、このなかで生活できるスタイルになっている。扉の裏面が棚になっていたり、両方から棚が使えたりと心遣いが感じられました。4階部分がホテルで、1泊・ダブルで90ユーロ程度だったとおもいます。
http://www.hotellecorbusier.com/

カップ・マルタンの休憩小屋 彼自身がデザインした墓
カップ・マルタンの休憩小屋(1951年)とル・コルビュジェ夫妻が眠る墓。休憩小屋の方はあまりに小さすぎて、一度通り過ぎてしまいました。内部は見学できませんでしたが、とても眺めのいい場所でした。彼はそこから見える海で1965年8月27日、海水浴中に亡くなり、彼自身がデザインした墓で奥様と眠っています。

大阪市の設計事務所 Via BARTOLO34