少々お待ち下さい2007.07.10

イタリア・ペルージャ
ゆったり時間が流れています。

今、自分がどこにいるのかわからない。
私たちのブログとホームページ内で迷っている。
ということは皆様も・・・。
少々お待ち下さい。現在作業中でございます。
イタリアには「待ってください」という表現方法がいろいろあります。
よく耳にするのは
「チンクエミヌーティ(Cinque minuti)」で「5分間」ですが、
イタリア人の間では15分ぐらいのことを意味します。
私はこの言葉を真に受けて、15分以上待たされました。
「ウンクワルトドオーラ(Un quarto d’ora)」は「15分間」
実際は30分ぐらいのこと。
「ちょっと待って」は、
「ウナッティモ(Un attimo)」「ウンモメント(Un momento)」
本当に短い瞬間は、
「ウンセコンド(Un secondo)」と言われています。
私が「ウンセコンド」を耳にした状況は、
一方通行の細い道路で後続車があるにも関わらず、
車を停車させ、店で何かを引き取ってすぐに戻ってきた、所用時間は約1分。
このような場合に使うのかな・・・。「1秒」という意味なのだが・・・。
このように日常の生活でよく使われています。
なぜならイタリアで生活するためには「待つこと」が習慣だから。
郵便局で待ち・銀行で待ち・役所での書類作成・スーパーでのレジ・電車の切符売場などなど。日本では考えられないほどの時間を待たされます。
「なんで?そんなに時間がかかるの?」とこちら側の意見ですが
「なんで?そんなに急いでいるの?」とあちら側の意見。
そういわれると「なんで?私は急いでいるのだろうか・・・?」とふと思ってしまう。
「家を建てるぞ!」と決めると急スピードで物事が決まっていきます。
でも一度とまって、じっくり色々考えることも大切ですよ。

大阪市の設計事務所 Via BARTOLO34

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この景色でのお昼寝は最高でした。
写真右はお店の入口でよく見かけました。「すぐに戻ります」と書かれていて、店主は近くでコーヒーでも飲んでいるのかも・・・。