昭和初期の住宅リフォーム中2010.07.30

只今、昭和5年に建てられた長屋住宅の
全面リフォーム工事が進行中です。
既製品に囲まれて育った私達にとっては新鮮で
お施主さんにとっては思い出の品々がたくさんあります。
それらの品々にこれからも更に頑張ってもらうため
建物内部を解体する前に、チェックしていきます。
日本の家づくり、昭和の建築、ぼくらが忘れてはいけない
住宅設計のお宝がたくさん散りばめられています。

昭和5年生まれ
ほとんど見られなくなったこのガラス戸は味があって新鮮です。  今のままでは少々高さが低いので、高さを調整して蘇ってもらいます。
昭和5年生まれ
お店をされていたときに使われていた鏡を発見!きれいにして蘇ってもらいます。
昭和5年生まれ 昭和5年生まれ
黒光りしている階段。何度もこの階段から転げ落ちたとお施主さんは笑ってお話をしてくれました。この階段の踏面を再利用して玄関ホールで蘇ってもらいます。

まだまだ蘇ってもらうお宝はたくさんあります。
手間とお金はかかりますが
すべてが新品になってしまうよりも
思い入れのある品々と生活できることは羨ましいことです。

解体前 解体中
左が解体前と右が解体中です。某TV番組のような手荒な解体方法ではなく、少しずつ丁寧に解体していきます。
昭和5年生まれ
リフォーム工事は新築工事より手間がかかります。特に古い建物は解体してみないとどんな状態なのか判断ができません。この建物はシロアリに食べ尽くされた柱やぐらぐらの土壁などが現れました。職人さんと意見を交わしながら工事を進めていきます。
昭和5年生まれ
1・2階がスケルトン状態となりました。ここから耐震補強工事を進めていきます。どうなっていくかはお楽しみにお待ちくださいませ~

今回の全面リフォーム工事は
大阪市の「耐震診断・改修補助金制度」を利用して進めています。
改修工事費用として、大阪市より最大100万円まで補助金が受けられます。
リフォームをお考えの方は、ぜひ耐震補強工事と一緒にされるとお得ですよ。
それにしても財政難な大阪市。
こういうところはなかなか太っ腹です!
(なぜなら他市よりズバ抜けて補助金が大きいのです)